メーカーエンジニアの転職エージェント比較|メーカーズジョブとタイズ

メーカーエンジニアの転職エージェント比較|メーカーズジョブとタイズ

※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。

この記事は、自動車部品や電機のメーカーで設計や生産技術(量産のための設備・工程を立ち上げる仕事)を数年担当し、別のメーカーへの転職を考え始めた20代後半〜30代のエンジニアを想定しています。メーカー・製造業に特化した転職エージェント2社を、公式サイトの情報をもとに比べます。

この記事でわかること

  • メーカー・製造業エンジニアの転職市場を公的データで確認する方法
  • メーカー特化の転職エージェントを選ぶ5つの基準
  • メーカーズジョブとタイズの求人数・拠点・サポート内容の違い

結論:求人数とサポート重視ならメーカーズジョブ、拠点と業界の幅ならタイズを確認

  • メーカーズジョブは、求人数30,620件(2026年4月1日時点)を掲げ、年収交渉や退職交渉までサポートするメーカー・製造業特化の転職支援サービスです。
  • タイズは、大阪本社に加えて関東・東海に営業所を持つメーカー専門の転職エージェントで、研究開発・設計から品質保証、営業・経理まで職種の幅が公開されています。

2社は運営会社も拠点も異なるため、希望する勤務地や職種に合わせて両方の求人を比べる方法もあります。

公的データで見るメーカー技術職の求人状況

厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」の参考統計表では、ハローワークにおける有効求人倍率(求職者1人あたりの求人数、常用・パート含む)は次のとおりです。

  • 職業計:1.06倍
  • 製造技術者(開発):1.92倍
  • 製造技術者(開発を除く):0.74倍
  • 生産工程従事者:1.60倍

同じ製造業の技術者でも、開発系かそれ以外かで求人倍率に差があります。1倍を下回る「製造技術者(開発を除く)」では、ハローワーク上は求職者の数が求人の数を上回っている状態です。これはハローワーク経由の数字で、民間の転職エージェントの求人状況とは一致しませんが、職種によって転職のしやすさが変わる目安になります。

登録前に整理しておきたい経験の項目

メーカーのエンジニア職は、同じ「設計」でも担当製品や工程で求められる経験が大きく異なります。エージェントとの面談や職務経歴書の作成をスムーズにするため、次の項目を書き出しておくと便利です。

  • 担当した製品・部品と、関わった工程(構想設計、詳細設計、試作、評価、量産立ち上げなど)
  • 使用してきたツール(3D CAD、CAE=コンピューターによる解析、計測機器など)
  • 品質や原価に関する取り組み(不具合の原因分析、工程改善、コスト低減など)
  • 保有資格や語学力、海外拠点とのやり取りの経験
  • 希望条件(勤務地、転勤の可否、年収、扱いたい製品分野)

社外秘の情報は書かず、公開してよい範囲で表現することも大切です。

メーカー特化の転職エージェントを選ぶ5つの基準

1. 職種の対応範囲

機械設計、電気設計、生産技術、品質保証(製品の品質を保証する仕事)など、自分の職種の求人があるかを確認します。

2. 業界の対応範囲

自動車、電機・半導体、化学・素材、医薬品・医療機器など、メーカーといっても業界はさまざまです。同業界で探すか、別業界も含めるかで選ぶサービスが変わります。

3. 拠点と勤務地

メーカーの工場や研究所の所在地は会社ごとに異なるため、勤務地の希望とエージェントの拠点・求人の地域が合っているかが大切です。

4. サポートの範囲

書類・面接対策に加えて、年収交渉や退職交渉(現職を円満に辞めるための相談)まで対応しているかを確認します。

5. 求人数の表記

求人数は時点や非公開求人の扱いが各社で異なるため、注記もあわせて確認しましょう。

メーカーズジョブとタイズの比較表

サービス名 運営会社 対象職種・業界 求人数(公式サイト表記) 拠点 求職者の費用 主なサポート
メーカーズジョブ 株式会社MyVision メーカー・製造業(職種一覧は公式サイトで要確認) 30,620件(2026年4月1日時点) 東京都港区(運営会社所在地) 無料相談と案内 求人紹介、書類・面接対策、年収交渉、退職交渉、入社手続きのアドバイス
タイズ 株式会社タイズ 研究開発・設計、生産技術、生産管理、品質管理・保証、営業、経理など。電気・電子・半導体、機械、化学・素材、自動車など 公開求人8,669件、非公開求人5,000件以上(時点の記載なし) 大阪本社、関東営業所(品川)、東海営業所(名古屋) 無料 転職相談、求人紹介、選考対策、面接日程調整、年収などの交渉、退職交渉

各サービスの詳細は、以下のリンクから確認できます。

各サービスの特徴・向いている人・注意点

メーカーズジョブ:求人数と一貫したサポートが特徴

特徴

  • 運営は株式会社MyVision(有料職業紹介事業許可番号13-ユ-314719)で、メーカー・製造業に特化した転職支援サービスです。
  • 求人数は30,620件(2026年4月1日時点)と案内されています。
  • サポートは、初回面談、求人紹介、書類選考・面接対策とフィードバック、年収交渉、退職交渉サポート、入社手続きのアドバイスまで一連の流れで紹介されています。
  • 公式サイトでは「平均年収UP金額143万円」(2026年1月1日〜3月31日に年収アップで内定承諾した方の平均)と紹介されています。

向いている人:多くの求人から比べたい人、年収交渉や退職交渉を含めて相談しながら進めたい人に向いています。

注意点:扱う職種の一覧と対応エリアは、今回確認したページでは明記されていなかったため公式サイトで要確認です。年収アップの数字は特定期間・特定の対象者の平均です。

メーカーズジョブの公式サイトを見る

タイズ:大阪・関東・東海に拠点を持つメーカー専門エージェント

特徴

  • 運営は株式会社タイズ(2005年7月設立、有料職業紹介事業許可番号27-ユ-300393)。事業内容は「メーカー業界およびコンサルティング業界に特化した人材紹介事業、採用代行事業」とされています。
  • 拠点は大阪本社(大阪市北区梅田)、関東営業所(東京都港区港南)、東海営業所(名古屋市中村区)です。
  • 職種は研究開発・設計、生産技術、生産管理、品質管理・保証、製造オペレーター・保全、SE・IT、営業、経営企画、経理・財務。業界は電気・電子・半導体、機械、化学・素材、自動車・輸送用機器、インフラ、食料品、医薬品・医療機器が掲載されています。
  • 求人数は公開求人8,669件、非公開求人5,000件以上で、対応エリアは日本全国と案内されています。
  • 公式サイトでは「ご利用はすべて無料です」とされ、転職相談、求人紹介、選考対策、面接日程の調整、年収などの交渉、退職交渉のサポートが紹介されています。

向いている人:関西・東海エリアのメーカーも視野に入れている人、技術職だけでなく営業や管理部門も含めてメーカーへの転職を考えている人に向いています。

注意点:求人数に時点の記載はありません。面談の方法(来社・オンラインなど)は公式サイトで要確認です。

タイズの公式サイトを見る

面談で確認しておきたい質問の例

メーカーの求人票は、仕事内容が「設計」「生産技術」など大きな括りで書かれていることがあります。エージェントとの面談では、次のような点を確認すると、入社後のギャップを減らしやすくなります。

  • 担当する製品と、設計・開発のどの工程を任されるのか
  • 配属先の拠点(本社・工場・研究所)と、将来の異動や転勤の可能性
  • 使用しているCADやCAEなどのツールと、社内の開発体制
  • 海外拠点や取引先とのやり取りの頻度と、語学力が必要な場面
  • 評価制度と、年収が上がる仕組み(等級・資格手当など)
  • 選考の流れと、技術面接や適性検査の有無

確認したいことを事前にメモしておき、面談のたびに答えを書き足していくと、複数の求人を同じ基準で比べやすくなります。

よくある質問

Q1. 利用に費用はかかりますか?

タイズは「ご利用はすべて無料です」と案内しています。メーカーズジョブは公式サイトで「無料相談」と案内されています。なお厚生労働省(石川労働局)の解説では、求職者から手数料を取れるのは芸能家・モデルや、年収700万円を超える経営管理者・科学技術者・熟練技能者などの職業に限られるとされています。登録前に各社の説明を確認してください。

Q2. 技術職以外の職種でも使えますか?

タイズは営業、経営企画、経理・財務などの職種も掲載しています。メーカーズジョブの対象職種は公式サイトで要確認です。

Q3. 退職の進め方も相談できますか?

メーカーズジョブ・タイズともに、退職交渉のサポートを案内しています。メーカーでは担当製品の開発スケジュールに合わせて退職時期を調整したいケースもあるため、内定前の段階から入社時期の希望を伝えておくと調整しやすくなります。

Q4. 「非公開求人」とは何ですか?

一般の求人サイトなどには公開されず、エージェント経由で紹介される求人のことです。タイズは非公開求人5,000件以上と案内しています。内容は登録後の面談などで紹介されるのが一般的です。

Q5. 2社に同時に登録してもいいですか?

登録自体は可能です。同じ企業に両方から重複して応募しないよう、応募状況は自分でも管理しておきましょう。

まとめ

メーカー・製造業エンジニアの転職では、職種と業界の対応範囲、拠点と勤務地、サポートの範囲で選ぶと比較しやすくなります。公的データでも、同じ技術者で職種によって求人倍率に差があることがわかります。

進めるときは、まず担当製品・工程・ツール・資格などの経験を書き出し、勤務地や年収などの希望条件に優先順位をつけます。そのうえでエージェントの面談で求人の詳細を確認し、複数の求人を同じ基準で比べていくと、判断しやすくなります。在職中の場合は、退職交渉の進め方まで相談できるかも選ぶポイントです。

出典

情報は2026年10月時点の各社公式サイトに基づきます。最新情報は公式サイトでご確認ください。

  • メーカーズジョブ:https://makers-job.jp/
  • 株式会社MyVision 会社概要:https://my-vision.co.jp/about
  • タイズ:https://www.ee-ties.com/ 、https://www.ee-ties.com/service/ 、https://www.ee-ties.com/about/company/
  • 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)について」:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_76397.html (参考統計表:https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001753011.pdf)
  • 石川労働局「職業紹介事業とは」:https://jsite.mhlw.go.jp/ishikawa-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/roudousha_haken/syoukai_gaiyou.html